比較 TimeUno vs RescueTime:時間管理アプリ比較

2026年9月12日 · 10分で読めます

TimeUno vs RescueTime:時間管理アプリ比較

RescueTimeは集中度をスコア化し、気が散るものをブロック。TimeUnoは1日をプロジェクトとタイムシートに整理。料金、プライバシー、AIを比較(2026年10月)。

TimeUno vs RescueTime:時間管理アプリ比較
TimeUnoRescueTime
時間の記録方法 バックグラウンドで自動バックグラウンドで自動
料金(年払い) 月額$10.49、Teamは1シート$13.99Solo Focus $7、Team Focusは1ユーザー$10
無料プラン なし、14日間トライアルあり(Lite)
プロジェクト エディタのプロジェクトやキーワードから判別ヒントから提案(Solo+とTeam+)
AIコーディングツール トークンとコストつきで記録AIツール専用の記録なし
対応環境 Mac、Windows(ベータ版)、Linux(ベータ版)、FirefoxMac、Windows、iOS、Android、ブラウザ
集中ツール 1時間ごとに生産的・非生産的を判定Productivity Pulseスコア、ブロック機能つきFocus Sessions
スクリーンショット 初期設定でオン、本人のみ閲覧、パソコンごとにオフ可撮影しない

RescueTimeとTimeUnoは、どちらも自動で記録します。タイマーを押す必要はありません。違うのは、記録した1日をどう使うかです。RescueTimeは、生産性スコア、カテゴリー別のログ、気が散るものをブロックする集中ツールに変えます。TimeUnoは、プロジェクトと、そのままクライアントに渡せるタイムシートに変えます。

どれだけ集中できたかを知りたいなら、RescueTimeは長年その問いに取り組んできたツールです。クライアントごとに何時間使ったかを、自分で振り分けずに知りたいなら、それこそTimeUnoがつくられた目的です。記録のしくみ、プロジェクト、料金、プライバシー、AIの観点で比較します。料金は各社の公式料金ページに基づく2026年10月時点のものです。

結論

目的が集中なら、RescueTimeを選んでください。0から100の1日のスコア、気が散るサイトやアプリをブロックするFocus Sessions、目標とアラート、スマートフォンアプリがあります。スクリーンショットは一切撮らず、無料のLiteプランもあります。

目的がタイムシートなら、TimeUnoを選んでください。TimeUnoは1日のすべての時間を自動でプロジェクトに振り分け、クライアントごとのタイムシートを作成します。さらに、AIコーディングツールが作業している時間も記録します。あなたが別の作業をしている間に動くエージェントも含みます。

記録のしくみ

どちらもバックグラウンドで動作し、前面にあるものを記録します。

RescueTimeは、前面のアプリ、ウィンドウタイトル、ブラウザの場合は可能であればURLを記録します。その時間を「Focus Work」から「Distracting」までの5段階に分類し、時間で重みづけした0から100のスコア Productivity Pulse に変換します。Focus Workの目標を設定し、アラートを受け取り、Focus Sessionを始めると、気が散るウェブサイトやアプリ、さらにはメールやチャットまでブロックできます。macOSでは、閲覧したサイトを把握するためにブラウザプラグインが必要です。GoogleカレンダーとOutlookカレンダーから、会議や予定したFocus Sessionsがタイムラインに反映されます。

TimeUnoは、前面のアプリやサイト、ウィンドウタイトル、離席時間を1日中記録します。入力した内容は記録しません。すべての時間をプロジェクトとカテゴリーに分類し、1時間ごとに生産的か非生産的かを判定します。分類を間違えたときは一度直せば、TimeUnoがその修正を覚えます。Teamプランでは、カテゴリーの修正をチームで共有します。

TimeUnoには、気が散るものをブロックする機能も、生産的・非生産的な時間以外のスコアもありません。サイトのブロックがタイムトラッカーを使いたい一番の理由なら、RescueTimeにはTimeUnoにできないことがあります。

プロジェクトとタイムシート

ここで2つの道が分かれます。

RescueTimeでは、プロジェクトはTimesheetsの機能で、Solo+とTeam+プランに含まれます。プロジェクトごとにキーワード、ファイル名、アプリなどの「ヒント」を追加します。するとRescueTimeが、まず過去の履歴から、次にAIを使って、作業がどのプロジェクトに属するかを提案します。あなたはその提案を1件ずつ確認し、承認するか修正します。「+」プランでは、クライアント、プロジェクト、タスク、請求単価が使えるようになり、Team+では共有プロジェクト、チームの週間カレンダー、タイムシートの一括承認も加わります。CSVやExcelに書き出せます。Focusプランではアクティビティログとレポートは使えますが、プロジェクトのタイムシートはありません。

TimeUnoでは、プロジェクトへの振り分けがすべてのプランの中心機能です。プロジェクトは、作業していた場所から判別します。エディタで開いているフォルダや、クライアントやプロジェクトごとに設定したキーワードです。確認待ちの提案リストはありません。タイムシートは、今週、先週、今月のプロジェクト別の記録時間から、クライアント名つきで作成されます。各行を編集してから、CSVで書き出せます。TimeUnoには請求単価、請求書、承認の機能はありません。それらが必要なら、RescueTimeの「+」プランのほうが充実しています。

2026年10月時点の料金

プランRescueTimeTimeUno
無料Lite、基本的な記録とレポート無料プランなし
トライアル14日間14日間
個人Solo Focus 年払いで月額$7、月払いで$9年払いで月額$10.49、月払いで$14.99
個人(タイムシートあり)Solo+ 年払いで月額$12、月払いで$15込み、同じ料金
チームTeam Focus 年払いで1ユーザー月額$10、月払いで$12年払いで1シート月額$13.99、月払いで$19.99
チーム(タイムシートあり)Team+ 年払いで1ユーザー月額$16、月払いで$18込み、同じ料金

集中度の記録だけなら、RescueTimeのほうが安く、Liteは無料です。ただ、プロジェクトが必要になると話が変わります。RescueTimeのタイムシートは「+」プランの追加料金ですが、TimeUnoはすべてのプランにプロジェクトの振り分けとタイムシートが含まれています。個人なら、どちらも年払いで、Solo+が月額$12、TimeUnoが$10.49です。チームなら、Team+が1ユーザー$16、TimeUnoが1シート$13.99です。TimeUnoはUSDまたはEURで請求します。RescueTimeの料金はUSDで表示されています。

プライバシー:それぞれ何が見えるか

RescueTimeは、アプリ、ウィンドウタイトル、URLを記録します。カメラ、スクリーンショット、キー入力、ウェブフォームへの入力内容は一切取得しません。データはAmazonのクラウドで保管されます。チームでは、初期設定で他のメンバーの個別データは誰にも見えません。オーナーと管理者が見られるのは概要とカテゴリー別の合計で、チームのタイムシートレポートにはプロジェクトに割り当てた時間だけが表示されます。RescueTimeは従業員監視ツールとは一線を画す立場をとっています。

TimeUnoは、初期設定で記録する範囲がより広くなっています。スクリーンショットと画面上のテキストはオンで、見られるのはあなただけです。パソコンごとにオフにできます。入力した内容は記録しません。AIツールから読み取るのはメタデータだけで、プロンプト、回答、コードは読みません。チームでは、管理者が見られるのは作業時間とスコアだけで、アプリやサイトは見られません。チームダッシュボードに表示されるのは週ごとの合計だけで、誰の画面も表示されません。データはドイツで保管され、販売されることはありません。

自分のパソコンでスクリーンショットを一切撮られたくないなら、初期状態ではRescueTimeのほうが厳格です。TimeUnoでも同じ選択はできますが、スクリーンショットは自分でオフにする必要があります。

AI:タイムシートの提案か、AIツールの記録か

RescueTimeは、時間をどのプロジェクトに振り分けるかをAIで提案します。この機能をオンにすると、提案のためにアプリ名やウェブサイト名がOpenAIのAPIに送信される場合があり、RescueTimeはそれが学習には使われないとしています。RescueTimeにはMCPサーバーもあり、AIアシスタントがアクティビティやプロジェクトの時間を読み取ったり、Focus Sessionsやタイマーを開始・停止したりできます。

TimeUnoは、AIツールそのものを記録します。Claude、Cursorなどのコーディングエージェントは、あなたが別の作業をしている間も動いていることがよくあります。RescueTimeは前面にあるアプリとしてのCursorは把握できますが、バックグラウンドで動くエージェントや、そのコストまではわかりません。TimeUnoはAIツールの時間を専用のタイムラインに、トークンとコストつきで表示します。サーバーエージェントがリモートサーバー上のAIコーディングセッションも記録します。Teamプランでは、AnthropicとCursorの管理者コネクタを使えば、何もインストールせずにこれを追加できます。

RescueTimeが向いているケース

  • タイムシートではなく、集中スコアと1日の目標がほしい。
  • 気が散るサイト、アプリ、メール、チャットをブロックするFocus Sessionsがほしい。
  • 無料プラン、または集中度の記録で最も安い有料プランを使いたい。
  • 設定を変えなくても、スクリーンショットを一切撮られないようにしたい。
  • iPhoneやAndroidスマートフォンでも時間を記録したい。
  • 請求単価やタイムシートの一括承認が必要。

TimeUnoが向いているケース

  • プロジェクト単位で請求しており、提案を確認しなくても時間が振り分けられてほしい。
  • アップグレードではなく、すべてのプランでタイムシートを使いたい。
  • AIコーディングツールを使っており、その時間、トークン、コストも記録したい。
  • リモートサーバーでコーディングエージェントを動かしている。
  • Linuxで作業している。RescueTimeの現在のヘルプページでは、Linuxは非対応とされています。
  • データをドイツで保管したい。

両方使うことはできますか?

はい。2つは役割が違います。Focus SessionsとProductivity PulseのためにRescueTimeを使い続け、プロジェクトとタイムシートのためにTimeUnoを動かせます。どちらもバックグラウンドで動くので、日中に余計な手間はかかりません。支払いを1つにまとめたいなら、毎週どちらの問いが大事かで決めてください。どれだけ集中できたか、それとも時間がどこに使われたか、です。

よくある質問

RescueTimeに無料プランはありますか?TimeUnoは?

RescueTimeには、基本的な記録とレポートが使える無料のLiteプランがあります。TimeUnoに無料プランはありませんが、どのプランも14日間のトライアルから始まるので、お支払いの前に、自分の時間がプロジェクトに振り分けられた丸1週間分を確認できます。

TimeUnoはRescueTimeのように気が散るサイトをブロックできますか?

いいえ。TimeUnoはすべての時間を生産的か非生産的かで判定し、カテゴリー、プロジェクト、目標に振り分けますが、ブロック機能はありません。集中したい時間にサイトやアプリをブロックしたいなら、RescueTimeのFocus Sessionsが対応しています。

RescueTimeはLinuxで使えますか?

RescueTimeの現在のヘルプページには、Windows、macOS、iOS、Androidが記載されており、Linuxは非対応とされています。TimeUnoには、Ubuntu 22.04以降、Debian 12以降、Fedora向けのAppImageとして、ベータ版のLinuxアプリがあります。

RescueTimeの履歴をTimeUnoに取り込めますか?

現時点ではできません。TimeUnoはインストールした日から記録を始めます。多くの方は、RescueTimeのレポートを手元に残し、それぞれ1週間分を比べています。